３年程前に雑誌で知って行った、山形村唐沢集落のソバが美味しかったので探して行った やっぱり美味い、思うに国産のそば粉を、人の手で作る事がこの味につながるのかな、と今更ながら分かったような気がする。人が気持ちを込めて作る物は、やはりすべての仕事にも通じると言う事を教えられた気がする。自分もそうありたいと年甲なく思う。良い物を食った幸せを心に、乗鞍を目指して出発、１１月22日午後3時ころ、標高1590ｍの休暇村に到着周辺は、すでに積雪がある、今にも雪が降り出しそうな空模様、ノーマルタイヤで来ているのがちょっと心配。何はともあれ部屋へすぐに温泉へ、泉温は２５℃、泉質は炭酸水素塩酸・中性低張性冷鉱泉、効能は神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・痔疾・冷え性・やけど・切り傷・他飲泉は慢性消化器病・痛風・糖尿病・肝臓病等に効果がある。内湯も広くゆっくり楽しめる。洗い場もそこそこあり込み合う事は少なそう、露天はロケーションも良く、冷たい大気に暖かいお湯、何も考えずゆったりと、無心で湯を楽しむまったくもって最高に贅沢な時間、標高1590ｍのところで、地下1300ｍから湧き出す温泉 たぶん最も充実した時間だろうと思う。毎日人の多い所で、何かとせわしく働く日々、世の中の厳しい波に翻弄されるような毎日、それもこれもすっかりと忘れて、ひと時の満ち足りた時を、たまたま過ごせる幸せ、また明日から懸命に働くことのできる、活力への充電時間、入湯料５００円でこの満足感、そこへ行くまでの、美しい紅葉を見る楽しみもあり、ささやかな旅でも気持ちは満ち足りている。
戸倉・上山田温泉から見た善光寺別院
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