今回は花桃を紹介します。ゴールデンウイークを利用して長野県阿智村の花桃を見てきました。この色鮮やかな花は桜と違い桜が楚々たる美しさで散り際がまことにあっさりと、日本人の遺伝子に組み込まれた感情を鮮やかに呼び起こす木なれば、こちら花桃の歴史は大正時代にドイツから渡って来た物を、長野県清内路村の人たちが徐々に増やして、全国に広めていきました。本格的に植樹されたのは昭和にはいってからで、全国的に花桃の花見で賑わうのはまだ少ないように思いますが、赤・ピンク・白の艶やかな色で咲き誇っているのは、本当に目が覚める思いです。写真は国道256号線沿いの所で、あまりに綺麗なので車を安全な所に止めて、歩きながら撮影した物です。決して多いと言える花桃の本数ではありますが、人の住む場所と自然の山と花桃の鮮やかさとが、とても美しく心に残りました。この他花桃の里月川温泉の周辺は、約1,000本の花桃で満開になればまさに「桃源郷」そのものです。一度は是非見て下さい、お勧めします。
自然・人家・花桃 の調和
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