梅雨の名花・アジサイ
これから夏にかけて咲くアジサイは、七変化と言われ、咲いている内に色が変化していきます。その 為か花言葉は「移り気」です。原産は日本、原風景は日本の梅雨期です。元は関東の海岸に自生 していたガクアジサイで、原種本来の色は青色です。 語源は、青い花が集まっているので集める 意味の「あず」に青いと言う意味の「さ藍」で「アズサイ」から「アジサイ」になったと言う説。 幕末から明治にかけ来日した欧米人が、初め て見るアジサイの美しさに驚き、自分の国に持 ち帰り、青色以外の花を作りだし、華やかな色 の好きな欧米人により改良され、西洋アジサイ (ハイドランジア)が逆輸入され、日本でもその人気は今や定着しています。 酸性土壌の日本では青色、アリカリ土壌の欧米ではピンクになります。 毎年着実に人気上昇中のアジサイ名所ががあります。それは淡路島の、広大な県立淡路島公園の森のゾーンで、毎年6月中旬から7月上旬にかけて、アジサイ祭りが花の谷で模様される。約10.000株の花を観賞しながら歩むと、時折さわやかな風が肌に心地よく吹き抜ける。是非一度森林浴も兼ねて楽しんで下さい。

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