人の身体の96.7％は、酸素・炭素・水素・窒素の４元素で作られています。残りをカルシウム・リン・ナトリウム・鉄・亜鉛・銅等の元素を含むミネラルで成りたっている。しかし今の日本人はミネラルの摂取量が、年々減少しており、その原因の１つが食物中のミネラルの量の不足です。そしてそれは、畑の土の中のミネラル量が減っているからです。戦後食料増産で化学肥料の使用に片寄ったための土の荒廃が原因で、日本ばかりでなく世界中の農地の大問題です。以下は文化省食品成分分析調査の資料です。（食品100g中の成分）ほうれんそうビタミンＡ8000（1951年）700（2001年）8.75％ビタミンＣ150（1951年）35（2001年）23％鉄分13（1951年）2（2001年）15％にんじんビタミンＡ13500（1951年）1700（2001年）12.5％ビタミンＣ10（1951年）4（2001年）40％鉄分2（1951年）0.2（2001年）10％トマトビタミンＡ400（1951年）90（2001年）22.5％鉄分5（1951年）0.2（2001年）4％リン52（1951年）26（2001年）50％ミカンビタミンＡ2000（1951年）14（2001年）0.7％カルシウム 29（1951年）16（2001年）55％鉄分2（1951年）0.1（2001年）5％リンゴ ビタミンＡ10（1951年）0（2001年）0％ビタミンＣ5（1951年）4（2001年）80％鉄分2（1951年）0（2001年）0％以上、これも土の環境悪化と考えられる。土壌中のミネラルを取り戻す為にどうすれば良いのか、農薬での害虫駆除は一切しないで、近隣での散布も自粛してもらい、肥料も徹底して自然のものを使用して、土の自力をつけるようにするのしか方法はないと思います。
りんご
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